『フォーナインズ スピリットサポート』として、フォーナインズの眼鏡フレームとフォーナインズ・フィールサンのサングラスの提供を通じて各分野の発展のため情熱を注ぐ方々の視環境やその思いをサポートする取り組みを行ってまいりました。そのプログラムの一つとして、2017年に『フォーナインズ ビジョンラボ』を立ち上げました。
スピリットサポートの新たな取り組みとして、その道を極める方々へ向けて『フォーナインズ ビジョンラボ』を開設しました。 フォーナインズが積み上げてきた経験を活かし、サポート選手の視環境の測定を行い、プレーのパフォーマンスを上げるためのトレーニングを実施しています。
スポーツでのパフォーマンス向上へ繋げていくためのビジョントレーニング。視環境の状況を多角的に把握して、個々の選手に合わせたトレーニングを実施していきます。 それでは、下記に『フォーナインズ ビジョンラボ』にて実施している内容の一部をご紹介します。
利き目(ききめ)
利き手と同じように眼にも利き目があります。利き目がどちらかを測るだけでなく利き目の強さも同時に確認します。極端に偏っている場合、もう一方の眼は上手く使えていないかもしれません。身体を傾けたり、利き目側を前に出したりするなどが起こることもあります。また映像としてどちら側の視覚情報を優先するのかも確認していきます。
両眼のチームワーク
目標に対して両眼を正しく揃えて見ているかを確認します。ブロックストリングスを使うことでご自身でも正しく認識できているかを確認することができるテストであり、トレーニングでもあります。正面だけでなく身体と頭が分離した状態でも正しく認識できるように整えていきます。距離の把握に必要な能力です。
スープリュームビジョン
様々な出力機能をチェックすることができます。代表的なものに「眼と手の協調性」や「動体視力」、「瞬間視」といった項目があり、視覚機能の評価として使用します。それぞれの項目はスコアが出ますが、スコア以上にタッチする際の身体の動きや頭の動き、タッチする場所なども判断して、機能的に問題がある部分の評価をします。必要なトレーニングは、何度も挑戦するのではなく別の角度から行い、再度トライして変化を確認していきます。感覚機能の統合が必要になってきます。
バランス機能
まず頭の位置情報が正確かどうかを評価し、それらを改善した後に行う平衡感覚を養うトレーニングの一つです。板の上をそのまま歩いたり、障害物を避けながら歩いたりするほか、眼を閉じた状態でバランスを保持できるかどうかをチェックして改善していきます。視覚を一点に固定したり、左右に眼を動かしたりしながら負荷を掛けていきます。バランス保持が難しい方は、身体を安定させようと緊張を誘発して身体を固める傾向にあり、感覚機能が不安定であると考えられます。
フォーナインズ ビジョンラボでは、これらのトレーニングを含む、様々なビジョントレーニングを実施して、アスリートの更なるパフォーマンス向上へつながるようサポートしております。