ラーメンに明太子。誰もが認めるグルメの街『博多』。
その博多グルメの中でも意外と知られていない存在『博多うどん』。
随一の歴史があり、今密かに注目されている究極の内弁慶グルメに迫る。
讃岐?稲庭?いいえ、博多うどんです。
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日本の食文化として古くから親しまれる『うどん』。当然、全国各地にご当地うどんが存在します。それでは、『博多うどん』の特徴は?一言で言うと、麺にコシがなく、ふわふわ。このふわふわ麺が織りなす世界観が、博多うどんの最大の特徴です。
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ふわふわの麺は、どんどん出汁を吸い込んでいく。 吸い込んだ出汁を補うべく、うどんとともに出汁の 入ったやかんを提供するお店も。
トッピングの王道はどっちだ!
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ふわふわ麺とともに、『博多うどん』には王道のトッピングが存在します。サクサクの食感で、麺との対比を楽しめる『ごぼう天』。そして地元では『天ぷら』とも呼ばれ愛される大きな『丸天』。
ふわふわ麺の秘密
古くから商人の町として栄えた博多。時間にシビアな博多の商人たちが、すばやく食事を摂れるようにと、予め麺を茹で置いたうどんを提供したことから、ふわふわ麺が広まったと言われます。九州のうどんに用いられた小麦粉にはタンパク質が少なく、そもそもコシのある麺を作ることができなかったとも。いずれにしても、麺のコシ至上主義とも言える、うどん界のトレンドにおいて、それとは真逆の歴史を紡いできたのが博多うどんと言えるのです。さらに、うどんが日本に初めて伝来したのが博多だという説も。鎌倉時代の僧侶、円爾(えんに)が中国に渡り、仏教の教えとともに、うどんの製法を持ち帰ったと言われています。さらにこの円爾、同時に蕎麦、饅頭の製法も伝えたというから、グルメの街、博多の礎を築いたと言っても過言ではない偉大なお方。極めつきは、博多の夏の風物詩『博多祇園山笠』も円爾が生み出したというではありませんか。博多の街は、円爾に頭が上がらない?
博多うどんサードウェーブ
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上質な食文化が集まるこの街で、ふわふわのうどんは様々なレシピと交わり、全く異なる表情を見せる。さながらサードウェーブとも呼べるハーモニーが、博多うどんの可能性を広げます。
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厨房にぶら下がるやかん。うどんを頼むと出てくるのもやかん。やかんに入った釜揚げうどんは、その名も『ずぼらうどん』。ずぼらな見た目と裏腹。古式胚芽の入った麺からは、小麦の香りが口いっぱいに広がります。
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博多うどん、その進化は止まらない
博多うどんは伝統に縛られず、グルメな街ならではの自由な発想で発展を続ける、「進化系うどん」だった。また訪れるのが楽しみである。
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『999.9 selected by JOC』は、福岡市の中心、岩田屋本店にあるフォーナインズ ショップです。 責任者の豊原さんにお話を伺いました。
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九州初のフォーナインズ ショップとして『999.9 selected by JOC』がオープンしたのは2012年。福岡市の中心、天神にある老舗百貨店 『岩田屋本店』本館5階にあります。私自身、1991年から眼鏡業界に携わり、様々な眼鏡フレームを取り扱ってきましたが、初めてフォーナインズの眼鏡フレームに触れた時に驚いたのは、掛け心地の良さと、何よりも調整のしやすさでした。
「眼鏡は道具である。」というコンセプトの通り、視力矯正器具として必要な機能性を追求していることはもちろん、特に調整のしやすさにおいて右に出る眼鏡フレームはないと感じています。調整がしやすいと聞くと、販売する人に向けた機能のようですが、お客様一人ひとりに対して最適な掛け心地を自在に作り出せるということ。フォーナインズほど、お客様の顔にピッタリと合わせることができる眼鏡はないと思っています。実際にフィッティングを終えると、その掛け心地にご満足いただけますし、そういったお客様の反応を日々肌で感じています。
福岡市の魅力は、魚も肉もどれを食べても美味しいところ。そして人が多すぎず、少なすぎず、適度に都会で、適度に田舎なところですね。そんな福岡からフォーナインズの掛け心地の良さ、豊富なバリエーションを提案し、フォーナインズの眼鏡を通じて、豊かで快適な生活づくりをスタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。また、購入いただいた後も、フォーナインズの快適な掛け心地がいつまでも続くように、気軽にメンテナンスにもいらしてください。お待ちしております。
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999.9 selected by JOC
福岡県福岡市中央区天神2-5-35
岩田屋本店本館5階
Tel. 092-718-3077
営業時間 10:00~20:00
定休日:不定休